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旅券パワー世界2位の韓日、保有率は韓国60%:日本17%

海外に行かない日本、海外によく行く韓国

■パスポート発給費用:韓国5万ウォン、日本16万ウォン、米国24万ウォン

2月、訪日外国人の1位は韓国、次いで中国、台湾、香港、米国の順

 日本のパスポート保有率が低い理由の一つとして高い発給手数料が挙げられている。日本のパスポート発給手数料は1万6000円だ。パスポートの発給費用は日本が韓国の3倍といった計算だ。米国は新規パスポートの発給に165ドル(約2万4800円)、更新には130ドル(約1万9500円)かかる。英国のパスポート発給手数料は82.5ポンド(約1万6000円)、フランスは86ユーロ(約1万4000円)だ。中でもオーストラリアのパスポート発給手数料は最も高く、325オーストラリア・ドル(約3万800円)となっている。日本のパスポート発給手数料は韓国に比べて3倍高いが、米国やオーストラリアに比べれば安い方だ。

 日本人が海外に出国しないことに比べて、韓国人は日本を頻繁に訪れている。今年1月に日本に入国した韓国人は97万9042人と、同時期の日本人全体の出国者数(91万2325人)を上回っている。日本に入国した韓国人が日本を出国した日本人全体よりも多いというわけだ。

 今年2月に日本を訪問した韓国人は約84万7000人と、全外国人のうち最多だった。旅行のオフシーズンとされる2月に日本を訪問した外国人は325万8000人だった。韓国に次いで中国(72万3000人)、台湾(50万7000人)、香港(19万6000人)、米国(19万2000人)の順となった。

 今年の三一節の連休には、23万人を超える人々が航空便を利用して日本を訪問した。昨年の三一節の連休の利用客(21万509人)と比べると10.2%増となった。コロナ禍以前の2019年の三一節の3日連休(20万1467人)に比べると15.1%増となった。空港別に見ると、仁川国際空港を通じて16万2235人が日本に向け出国し、金浦、清州、大邱、金海、済州空港を通じて6万9721人が日本行きの飛行機に搭乗した。

鄭佑相(チョン・ウサン)論説委員

【写真】 世界の旅券順位

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