ロイター通信は、クリンスマン監督について「ヨルダンのプレッシャーや柔軟な攻撃に対し、何の解答も見いだせなかった」と、英BBCは「韓国で(既に)人気のないクリンスマン監督に対する関心はさらに減るものとみられる」と伝えた。
独誌シュピーゲルは「バイエルン・ミュンヘンのスター、金ミン哉(キム・ミンジェ、27)がいなくても、韓国はヨルダンに勝つとみられていたが、結果は違った。クリンスマンは韓国でさらに厳しい時間を過ごすだろう」と書いた。同メディアは、クリンスマン監督が就任してすぐの5試合で勝てなかった(2敗3分)ことや、外遊問題が起こったことなどを詳しく報じた。そして、「彼がドイツ代表監督を引き受けた時と似ている」と伝えた。クリンスマン監督はドイツ代表監督在任中(2004-06年)にも頻繁に渡米して外遊問題を起こし、当時コーチだったヨアヒム・レーヴ氏(64)=ドイツ=が戦術を担当していたことは公然の事実だった。独紙ビルトも「非常に衝撃的なニュース。クリンスマン監督は苦い敗北を喫した」と報道した。
韓国のサッカーファンも怒っている。大韓サッカー協会が交流サイト(SNS)公式アカウントに掲載した試合結果の下には、「このような競技力で勝っていたら、大韓サッカー協会が裏でどれほど喜んでいたことだろう。むしろ負けて良かった」「納得できる試合が一つもなかった」などの厳しいコメントが続々と寄せられている。
キム・ミンギ記者