■一番人気のイヌはマルチーズ、ネコはコリアン・ショートヘア
伴侶世帯が最も多く飼っている犬種はマルチーズ(23.7%)だった。続いてプードル(19.0%)、さらにポメラニアン(11.0%)という順だった。このほかにも雑種、チワワ、シーズー、ゴールデンレトリバー、珍島犬などがいた。他方、ネコを飼っている人は、韓国土着種のコリアン・ショートヘア(45.2%)を最もよく好んでいた。次いでロシアン・ブルー(19.0%)、ペルシアン(18.7%)の順となった。
愛犬の名前は「ココ」(3万2000件)が最も多かった。このほかにも「ボリ」(2万7000件)、「チョコ」(2万5000件)など、呼びやすい2音節の名前が人気を集めた。愛猫の名前も、愛犬と同じく「ココ」が1位だった。続いて「ボリ」「モモ」「カミ」「ハル」などが人気だった。
■毎日5時間以上、家にぽつんと残されるペットたち
飼い主が学校に行ったり出勤したりすると、ペットたちは孤独との戦いを繰り広げる。ペットが家に取り残される時間は1日平均5時間40分だった。世帯の類型別で見た取り残しの時間は、それぞれ差があった。外出がひんぱんな単身世帯のペットは1日平均7時間20分、家に取り残されていた。
飼い主は、ペットの養育を支援する「ペットテック」機器を多く利用していた。最も多く活用している機器は、時間になると飼い主に代わって自動で餌を与える自動給餌器・給水器(39.4%)だった。ペットがきちんと過ごしているか確認できるモニターカメラ(30.3%)と、ペットの寂しさを紛らわせてくれる自動式のおもちゃ(26.1%)も多く用いられていた。