猛暑にもかかわらず大阪・関西万博来場者1000万人突破…安穏な老後をなげうって奔走する「ミスター・ミャクミャク」にインタビュー(下)

■大阪のグルメ情報?

-先日BTSのジョングクが「東京をさらに偉大に」と書かれた帽子をかぶって謝罪しました。

「私のグローバルな感覚では理解できないことですね(笑)」

-強制徴用、慰安婦問題が両国関係を常に緊張させています。

「慎重に進めながら、未来志向の形で解決してほしいです。互いの文化を偏見なく愛する両国の若い世代を見てもそう思います!」

-大阪のグルメ情報を発信する松田部長を知っていますか?

「もちろんです。一緒に食事もしました」

-松田部長も知らない隠れ家的なグルメ情報はありますか?

「北浜にあるパンカラトは私が一番好きなベーカリーです。ミシュラン・シェフの唐渡泰氏がオーナーシェフですが、植物性バターとシロップで健康にも良いパンを焼いています。文字通り『五感』を意味する『GOKAN』も最高です。米から作ったロールケーキが代表作です。道頓堀の『くれおーる』も好きです。たこ焼きとお好み焼きをフュージョンで出す老舗です」

-「3歳の子供のように生きよう」が生活信条らしいですが。

「他人の良いところ、長所だけを見て生きようという意味で!」

-子供や若者たちのためにたくさんの寄付もしていますね。

「お金は必要な人のために使うものです! どうせ人生は1回だし、死ぬときあの世に持っていけるものは三つしかない。友人、記憶、そして他人を助けたという忠実な思い!」

-将来の夢は?

「すてきな女性と結婚(再婚)すること。はは!」

 大阪関西万博来場者1000万人突破にはこの男性の疲れを知らない明るさが大きなプラスになったようだ。再びミャクミャクをかぶった溝畑さんは20年前の韓日サッカー・ワールドカップの時も使ったというスーツケースを引いて次の目的地に向かった。車輪はすり減ってうまく転がらなかった。

金潤徳(キム・ユンドク)記者

【写真】安藤美姫氏らと共に平昌五輪聖火到着歓迎式に出席した溝畑宏さん

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  • ▲ソウル市中区の朝鮮日報本社で取材に応じた溝畑宏さん。溝畑さんは日本の元観光庁長官で現在は大阪観光局理事長を務める。取材中も溝畑さんは大阪関西万博のマスコット「ミャクミャク」を手に笑顔を見せた。/パク・ソンウォン記者
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