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旧与党重鎮の前大邱市長が出馬表明 韓国大統領選

【ソウル聯合ニュース】韓国の保守系旧与党「国民の力」の洪準杓(ホン・ジュンピョ)前大邱市長は14日、大統領選への出馬を表明した。洪氏は「(革新系最大野党)共に民主党の李在明(イ・ジェミョン)候補を審判し、司法の審判台に立たせるべき」と訴えた。尹錫悦(ユン・ソクヨル)前大統領の罷免に伴う大統領選は6月3日に実施される。まず党公認候補を決める予備選に挑む。

 洪氏はこの日、フェイスブックに投稿した出馬宣言文で「もっぱら国民の審判と、主権者である有権者の選択だけが不正と不法の犯罪者を断罪できる」と強調し、都市開発を巡る汚職など複数の疑惑で5件の裁判を抱える李氏をけん制した。

 また、大統領や国会などの権限縮小をはかる憲法改正や北朝鮮の核問題解決のため韓国の核保有などを推進する考えを示した。

 洪氏は党代表などを務めた国民の力の重鎮。17年の大統領選の候補で、文在寅(ムン・ジェイン)氏に敗れた。

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