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韓国 きょうのニュース(4月11日)

◇次期大統領候補の支持率 李在明氏37%・金文洙氏9%

 世論調査会社の韓国ギャラップが11日に発表した調査結果によると、次期大統領にふさわしい人物を尋ねる調査で、革新系最大野党「共に民主党」の李在明(イ・ジェミョン)前代表が37%、金文洙(キム・ムンス)前雇用労働部長官が李氏に次ぐ9%の支持を得た。李氏の支持率は今年最高を記録した。調査は8~10日に全国の18歳以上の1005人を対象に実施された。

◇尹氏が大統領公邸から退去 「国のため新しい道探す」

 憲法裁判所の決定で罷免された尹錫悦(ユン・ソクヨル)前大統領が大統領公邸から退去した。ソウル市内の自宅のマンションに移る。尹氏は退去前、弁護団を通じ、「私はもう国民の一人に戻り、国や国民のための新しい道を探す」とのメッセージを出した。

◇韓首相の大統領選出馬巡り旧与党内で賛否

 大統領権限を代行する韓悳洙(ハン・ドクス)首相の大統領選への出馬を巡り、旧与党「国民の力」は党内で賛否が分かれ、揺れている。一部の国会議員は韓氏擁立に向け連判状の作成や共同声明発表などで出馬を促す行動を模索している。ある国会議員は聯合ニュースの取材に対し、「党所属議員108人のうち、韓代行を支持する議員が50人を超えた」と明らかにした。一方、韓氏の大統領選出馬には大義名分がなく、現実的にも難しいという反論も少なくない。

◇米関税に対応 政府が輸出金融9000億円を追加供給

 政府は11日、米トランプ政権の関税政策に対応するため9兆ウォン(約9000億円)の輸出金融を追加で供給することを決めた。崔相穆(チェ・サンモク)経済副首相兼企画財政部長官主宰の対外経済閣僚会議で、危機対応特別プログラムを新設し、中小・中堅企業に最大2%低い金利で3兆ウォンを供給することを決めた。大企業には2兆ウォンの資金を追加供給する。

◇高3がゲーム注意され教師に暴行 調査開始

 ソウル教育庁は11日、市内の高校で3年生の生徒が携帯電話でゲームをしているのを注意され、教師の顔を殴る事件が前日発生したことを受け、学校にチームを派遣し調査に着手したと明らかにした。この生徒は10日午前10時ごろ、授業中にゲームをしているのを教師に注意されていざこざを起こし、携帯電話を握っている手で教師の顔を殴った。同じクラスの生徒が、教師が殴られる場面を撮影していたという。

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