【TV朝鮮】(アンカー)
韓悳洙(ハン・ドクス)大統領権限代行が憲法裁判官を指名したことを受け、これを「大統領選挙出馬論」と関連付ける見方が出ています。米国のトランプ大統領も関心があるようです。2日前に行われた電話会談でトランプ大統領は韓悳洙代行に大統領選挙に出馬するか直接質問しましたが、これが会談での最初の質問だったようです。キム・チュンリョン記者の単独報道です。
【表】韓悳洙・大統領権限代行とトランプ大統領が話し合った主な内容
(記者リポート)
韓悳洙権限代行と米国のトランプ大統領による一昨日夜の電話会談は、韓悳洙代行が先に発言し、続いてトランプ大統領が話をして始まりました。
その際にトランプ大統領は通常のあいさつや発言ではなく、即座に韓悳洙代行に「周りから良い話をたくさん聞いた」「ところで大統領選挙に出馬するのか」と質問したようです。
これに対して韓悳洙代行は「たくさんの話を聞いているが、まだ決められない」と回答したようです。韓国政府高官が伝えました。
出馬の可能性を否定しなかった形です。
また先日スタッフらに対し「世の中である一つの勢力が全てやることがあるのか」と発言したとも伝えられています。
民主化と産業化、先進化まで、これらの成就がそれぞれ特定陣営の専有物ではないという趣旨です。
韓悳洙代行とトランプ大統領の電話会談後、現在米国で行われている韓米間の関税交渉の雰囲気も一気に変わったと言います。
与党・国民の力では、経済と通商の専門家であり、行政のリーダーシップも備えた韓悳洙代行の出馬を求める声も少なくありません。
韓悳洙/大統領権限代行
「今後90日間、全ての交渉を進展させ、これら関税の負担から抜け出せるようさらに努力を傾けねばなりません」
大統領罷免後に行われたNBSテレビの世論調査では、韓悳洙代行の国政運営について「支持する」が56%、「支持しない」が37%でした。
今後、韓悳洙代行出馬関連の世論調査が出れば、世論に影響が出る可能性もあります。TV朝鮮、キム・チュンリョンがお伝えしました。
(2025年4月10日放送 TV朝鮮『ニュース9』より)