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利敵団体で活動歴ある馬恩赫・憲法裁判官が初出勤「懸念の視線をよく理解している」

利敵団体で活動歴ある馬恩赫・憲法裁判官が初出勤「懸念の視線をよく理解している」

【TV朝鮮】(アンカー)

 馬恩赫(マ・ウンヒョク)憲法裁判官がきょう、公式に就任しました。趙漢暢(チョ・ハンチャン)、鄭桂先(チョン・ゲソン)裁判官と共に国会で選出されてから、104日ぶりのことです。初出勤時から理念偏向についての質問を受けましたが、馬裁判官は「懸念の視線をよく理解している」「憲法の基本原理に忠実でありたい」と答えました。チョン・ジュンヨン記者のリポートです。

【表】憲法裁判官たちの政治的偏向

 (記者リポート)

 馬恩赫憲法裁判官が初出勤時から、理念偏向を指摘する「不都合な質問」を受けています。

 (馬恩赫/憲法裁判官)

「(理念偏向の指摘に対し首肯するか、どうご覧になりますか?)その問題については、就任の辞で簡単に一言申し上げることに…」

 馬裁判官はかつて仁川地域民主労働者連盟、略して仁民労連という団体で活動していました。

 仁民労連はマルクス・レーニン主義に追従し、大法院(最高裁に相当)が利敵団体だとしていました。

 馬裁判官は2009年には、仁民労連で共に活動していた魯会燦(ノ・フェチャン)進歩新党代表の後援会に加わって後援金を出し、裁判所から口頭で警告を受けたこともありました。

 (金翰奎〈キム・ハンギュ〉/共に民主党議員〈昨年12月〉)

「(魯会燦議員は)もともと個人的な親交があった方なんですか?」

 (馬恩赫/当時は憲法裁判官候補者〈昨年12月〉)

「はい。仁川地域民主労働者連盟で活動していて知り合いになった仲です」

 馬裁判官は、就任の辞で「韓国社会に懸念する視線があったことをよく理解している」「均衡ある視角と公正な態度で業務を遂行したい」と述べました。

 (馬恩赫/憲法裁判官)

「憲法の基本原理だけを基準として憲法を解釈するつもりです」

 馬裁判官は、憲法の基本原理として国民主権主義、社会国家主義と自由民主主義を挙げました。TV朝鮮、チョン・ジュンヨンがお伝えしました。

(2025年4月9日放送 TV朝鮮『ニュース9』より)

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