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「棄却されたら国民と大々的に抵抗」 共に民主・朴洪根議員の発言を与党が批判「違憲政党であると自白」 4日に尹大統領の罷免可否言い渡し

「棄却されたら国民と大々的に抵抗」 共に民主・朴洪根議員の発言を与党が批判「違憲政党であると自白」 4日に尹大統領の罷免可否言い渡し

 【TV朝鮮】(アンカー)

 ご覧のように与野党の見通しが食い違う中、宣告後を懸念する声が高まっています。とりわけ野党・共に民主党の一部では望まない結果が出た場合はこれに不服・応じない意向を党の役員が公然と表明しています。李在明(イ・ジェミョン)代表も流血事態にすでに言及していますが、宣告後に結果が気に入らなければ何をどうするのでしょうか? 冷静であるべき政界が逆に不安をあおっているとの批判が出て当然です。ファン・ジョンミン記者がお伝えします。

【早わかり】尹大統領が罷免された場合と罷免されなかった場合の政治日程

 (記者リポート)

 共に民主党の朴洪根(パク・ホングン)議員は尹錫悦(ユン・ソンニョル)大統領弾劾審判の結果について「5対3で棄却あるいは却下された場合、到底受け入れられない」との考えを示しました。

 「そうなった場合、不義に対して抵抗した4・19(1960年、李承晩〈イ・スンマン〉政権を倒した大衆蜂起)民主イデオロギーを継承し、国民と共に大々的に必死の抵抗に乗り出すべきだ」と訴えました。

 馬恩赫(マ・ウンヒョク)憲法裁判官候補が任命されていれば結果が違っていたかもしれない判決は「不義の宣告」と見るべきというのです。

 朴洪根/共に民主党議員

 「韓悳洙(ハン・ドクス)代行による違憲な未任命により憲法裁判所の結果がもし変わったのなら、深刻な欠陥がある非正常な決定であるため…」

 同党の白恵蓮(ペク・ヘリョン)議員も5対3の棄却あるいは却下が現実となれば「第2の4・19革命が起こるだろう」と述べました。

 与党・国民の力は共に民主党自ら違憲政党であると自白したと批判しています。

 国民の力の権寧世(クォン・ヨンセ)非常対策委員長は「憲法裁判所に対する脅迫だ」とした上で「望む結果が出なければ流血事態を起こすという扇動と読み取ることができる」と指摘しました。

 与党からの承服要求に対しても共に民主党執行部は公式に承服するとのメッセージは出していません。

 韓玟洙(ハン・ミンス)議員/共に民主党(3月26日)

 「加害者は承服のメッセージを1回でも出しましたか? なぜ被害者に承服するかどうか問い詰めるのですか?」

 さらに「承服するとのメッセージは野党ではなく尹大統領が先に出すべきだ」と反論しました。TV朝鮮、ファン・ジョンミンがお伝えしました。

(2025年4月1日放送 TV朝鮮『ニュース9』より)

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