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駐機中のヘリと衝突した韓国軍の偵察ドローン、着陸直後に急加速していた【独自】

「方向転換装置とブレーキの誤作動」

駐機中のヘリと衝突した韓国軍の偵察ドローン、着陸直後に急加速していた【独自】

 【TV朝鮮】(アンカー)

 3月中旬、偵察任務を終えた韓国陸軍の無人機(ドローン)が着陸直後に軍のヘリコプターと衝突する事故がありましたね。この事故の中間調査結果を入手し、詳細を確認したところ、着陸直後に停止するはずのドローンが逆に急加速し、わずか10秒ほどで滑走路を横切ってヘリコプターに上から覆いかぶさるようにぶつかったことが分かりました。軍は機体に欠陥があった可能性が高いとみています。チャ・ジョンスン記者が独自に取材しました。

【写真】事故現場の様子

 (リポート)

 185億ウォン(約18億8600万円)に達するヘリコプター「スリオン」が、原形をとどめないほど真っ黒く燃えてしまいました。

 3月17日、偵察任務を終えて空港に戻った陸軍のドローン「ヘロン」が、滑走路の横に駐機中だったヘリコプター「スリオン」に上から衝突し、1機が全焼、もう1機は損傷しました。

 軍による中間調査の結果、事故を起こしたドローンは着陸直後に急加速していたことが確認されました。

 事故機は時速90キロで着陸し、移動する途中で方向転換装置とブレーキの誤作動によって突然右に方向を変えました。

 その後、滑走路を外れてヘリコプターに衝突したのですが、わずか10秒の間に時速120キロまでスピードが上がっていたことが分かりました。

 滑走路の間に着陸できるよう誘導する自動補正装置は、事故当時は故障中でした。

 陸軍は「現時点では操縦士の過失は把握されていない」と説明していますが、機体の欠陥が正確な事故原因なのかどうかは来週の再調査でのブラックボックス分析によって明らかになる見通しです。

 陸軍が運用中のドローン「ヘロン」は全部で3機あり、北朝鮮の長射程砲と移動式発射台を監視する任務を担っていますが、現在は作戦に投入可能な機体がない状況です。

 1機は先日、北朝鮮とみられるGPSかく乱の影響で墜落し、もう1機もカメラが故障して修理中の状態です。

 姜大植(カン・デシク)/国民の力議員(国会国防委)

「これほど偵察任務に空白が生じているのだから、作戦の空白を最小化する案を速やかに検討しなければ…」

 韓国軍合同参謀本部は、1機およそ30億ウォンのヘロンを追加で購入するかどうかを近く決定する予定です。TV朝鮮、チャ・ジョンスンがお伝えしました。

(2025年3月30日放送 TV朝鮮『ニュース7より』)

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