【東京聯合ニュース】1932年に中国・上海で日本軍に爆弾を投げつけた韓国の独立運動家、尹奉吉(ユン・ボンギル)の業績を称える追悼記念館が4月29日に石川県金沢市内にオープンする予定だったが、日本の右翼団体の反発を受け、延期されることになった。記念館の設置を主導するキム・グァンマン氏が31日、聯合ニュースの取材に対し明らかにした。
キム氏によると、開館は一旦延期し、十分な準備を整えるという。開館予定日はまだ決まっていないとして、「あらかじめ発表すれば右翼側の攻撃を受ける可能性がある」と説明した。
尹奉吉は1932年4月29日に爆弾を投擲(とうてき)し、同じ年に死刑判決を受け、金沢市で銃殺された。記念館は当初、4月29日に合わせて開館する予定だった。
在日韓国人の協力を得て購入した金沢市中心部にある3階建ての建物を記念館にし、1階では百済や高句麗と関連する金沢周辺の遺跡を紹介し、2階は尹奉吉と金沢をテーマに資料を展示し、追悼空間にする予定だった。
このような計画が伝わると、日本の右翼団体からの反発が続いた。今月2日には右翼団体の関係者とみられる50代の男が追悼記念館の設置に抗議する目的で金沢市にある在日本大韓民国民団(民団)石川県地方本部の事務所が入る建物に軽自動車で突っ込む事件が発生した。