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ソウル市の小中高校 動物解剖実習禁止に=条例改正

【ソウル聯合ニュース】韓国のソウル市教育庁は30日、小中高校での動物の解剖実習を禁止する内容を盛り込んだ改正条例をこのほど公布したと発表した。

 解剖実習が未成年者に精神的な苦痛を与え、非倫理的であるとの指摘を受け、2018年3月に動物保護法が改正されて未成年者の動物解剖実習が禁止されたことでフナやカエルの解剖実習はほとんど行われなくなった。だが、一部の学校では最近も牛の目や豚の心臓を使った解剖実習が行われている。

 ソウル市教育庁は改正条例について、上位法の動物保護法により教育や実験、研究などを目的に動物や動物の死体を使った解剖実習は実施できないことを強調するものと説明した。

 ただ教育課程の専門家や医療関係者などで構成された「動物解剖実習審議委員会」が必要と認めた場合は例外として解剖実習が認められる。

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