【ソウル聯合ニュース】駐大阪韓国文化院は27日、韓日国交正常化60周年と大阪・関西万博開催を記念し、季節の変化と共に韓国伝統工芸の世界を体験することができる展示、ワークショップなどを開催すると発表した。
その第一弾として特別企画展「季節の断想 春」が28日~6月4日に開催される。
展示では「タルハンアリ」と呼ばれる白磁壺と絹などで作られ、朝鮮王朝時代の王室で飾られた造花「宮中彩花」を紹介する。陶芸家で京畿道利川市の陶磁器名匠のキム・パンギ氏の作品6点と作家で国家無形遺産・宮中彩花の履修者、キム・ジュヨン氏のモビール作品を展示する。
初日にはキム・ジュヨン氏が講師を務める宮中彩花を応用した桜のブローチ作り体験ワークショップも開かれる。
同文化院の金恵穂(キム・ヘス)院長は「韓国文化に興味がある日本の人々が季節ごとに文化院訪問を楽しんでもらえる展示を行っていく」と述べた。