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「受け子」役の中国籍4人を送検 観光ビザで入国=韓国

【平沢聯合ニュース】韓国・京畿道の平沢警察署は27日、電話による金融詐欺「ボイスフィッシング」を働くグループに雇われ、観光ビザで入国し、「受け子」役をした疑いで中国籍の4人を送検したと明らかにした。

 また、高額バイトをうたう募集に応募し、受け子役をした韓国人3人も送検した。

 7人は今月17~18日ごろ、ボイスフィッシングの被害者3人から計1億5400万ウォン(約1570万円)をだまし取った疑いが持たれている。

 「かけ子」グループは電話をかけ、「カードを発送中だ。申請していないカードが発送された場合、個人情報が流出する恐れがあるため、金融監督院の助けを受けなければならない」「犯罪との関連性調査のため、口座にある金を金融監督院に預けなければならない」などと被害者をだましたという。

 警察関係者は「通常、組織に雇われた外国人は1~3カ月間観光ビザで滞在し、犯行を終えた後に出国する」とし、「本国に家族がいるため、管理が容易な側面があり、最近増えている手口」と説明した。

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