【山清聯合ニュース】韓国南部の慶尚南道山清郡で21日に発生し、河東郡に広がった山火事は26日、智異山国立公園にも延焼した。
当局によると、山火事はこの日、智異山に隣接する九谷山の尾根を越え、智異山国立公園の境界から200メートル内側まで燃え広がった。
慶尚南道は全羅北道や全羅南道など近隣の自治体にヘリコプターの出動を要請し、智異山国立公園の職員らも現場に駆け付けて消火作業を手伝っている。
山清郡と河東郡の山火事の鎮火率は26日午後0時の時点で75%。同日午前6時時点の80%からやや下落した。
韓国では21日ごろから同時多発的に山火事が発生しており、南東部の慶尚北道義城郡で22日に発生した山火事でも大きな被害が出ている。