【ソウル聯合ニュース】韓国南部の慶尚南道山清郡で２１日に始まり、義城郡や蔚山市蔚州郡などで同時多発的に発生した山火事が拡大していることを受け、国家遺産庁は２５日午後、全国で文化財などに対する災害の危機警報を４段階のうち最高の「深刻」に引き上げた。

　同警報が「深刻」に引き上げられたのは初めて。

　国家遺産庁は「義城郡、安東市などの大型山火事と全国で発生している同時多発的な山火事による国家遺産の火災被害の憂慮が非常に高い」と説明した。　

　警報は下から「関心」「注意」「警戒」「深刻」の４レベルに分けられている。