【ソウル聯合ニュース】韓国・サムスン電子の韓宗熙(ハン・ジョンヒ)代表取締役副会長が25日、心臓まひにより死亡した。63歳だった。
韓氏はテレビ開発の専門家で、サムスン電子のテレビ事業を19年連続世界1位に導いた立役者として知られる。
1988年に同社の映像事業部開発チームに入社し、商品開発チーム長などを経て2017年から映像ディスプレー事業部長(社長)を務めた。
21年末の人事では副会長に昇進。DX(デバイスエクスペリエンス、モバイル・家電)部門長としてテレビをはじめ生活家電、スマートフォンなど幅広い分野で技術革新をリードし、国内外の電子産業の発展に貢献した。