【ソウル聯合ニュース】22日にインターネットを使って行われた韓国語能力試験(TOPIK)でシステム障害が発生し、国内外の受験者が試験を受けられなかったり、回答入力に問題が生じたりした。国立国際教育院が24日、明らかにした。
TOPIKは在外同胞や外国人の韓国語能力を客観的に測定・評価するため、1997年から実施されている。紙媒体をベースとしたPBTが年に6回、インターネットを使ったIBTが6回行われる。
22日には海外の8カ国・地域でIBTが行われ、ルーマニアとパラグアイを除いた、ベトナム、ウズベキスタン、インドネシア、香港、タイ、フィリピンの6カ国・地域の22会場でトラブルが発生。パソコンが動かず、受験生が試験を受けることができなかった。
同じ日に韓国内で試験が開催された38会場のうち10会場でもキーボードの入力に問題が生じ、自筆での回答に切り替えられた。
今回のTOPIKは国内外で約3000人が受験したことが分かった。
国立国際教育院は、今回の試験で問題が生じた受験生は4月13日に予定されたPBTを受けられるよう準備中とし、希望者には受験料を返金すると説明した。
また「システム障害の原因は調査中」とし「原因を徹底的に分析し、このようなことが起きないようにする」と話した。