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バーチャルアイドルの人気はどこまで アルバムヒットにドーム公演も開催へ

バーチャルアイドルの人気はどこまで アルバムヒットにドーム公演も開催へ

【ソウル聯合ニュース】韓国でバーチャルアイドルがトップクラスのK―POPアイドルに劣らぬ人気を集めている。

 制作会社パラベルエンターテインメントによると、バーチャルガールズグループ、ISEGYE IDOL(イセゲアイドル)は5月にソウル・高尺スカイドームでイベント「イセゲフェスティバル」を開催し、単独公演を行う。バーチャルアイドルが同ドームで公演を行うのは初めて。

 ISEGYE IDOLは韓国のインターネット放送が2021年に結成した。メンバーは6人で歌手兼バーチャルユーチューバーとして活動しながらファンダム(ファン集団)を形成した。これまで3枚のシングルと多数のカバー曲を発表した。

 パラベルエンターテインメントのキム・ヨンミン本部長は同フェスティバルについて「バーチャルグループが見せることができる最大限のパフォーマンスを披露する」と説明した。

 5人組バーチャルボーイズグループ、PLAVE(プレイブ)はK―POPの公式を適用した楽曲とファンダムの強力なパワーを前面に押し出し、バーチャルアイドルの代表格として活動している。

 2月に発売したミニアルバム「Caligo Pt.1」は韓国CDセールス集計サイトの集計で発売初週の売上枚数が103万枚を超え、ミリオンセラーを記録した。タイトル曲「Dash」は発売直後から人気を集め、韓国最大の音楽配信サイト、メロンのチャート「トップ100」で1位を獲得した。米ビルボードのチャート「ビルボード・グローバル200」では195位に入った。発売初週にアルバムがミリオンセラーを記録し、楽曲がビルボードのチャートにランクインしたのはバーチャルアイドルとしては初めて。

 23年にデビューしたPLAVEは清涼感のあるポップロックを基盤とする曲、SNSやライブ放送を通じた迅速なコミュニケーションで急速に人気を広めていった。

 このようにバーチャルアイドルの人気が続き、バーチャルアーティストの活動はさらに活発になっている。

 大手芸能事務所、SMエンタテインメント初のバーチャルアーティスト、naevis(ナイビス)は「ソウルデザイン2024」の広報大使に任命されるなど活動の範囲を広げている。今月初めに開かれたガールズグループ、aespa(エスパ)のコンサートで新曲「Sensitive」のステージも披露した。

 パラベルエンターテインメントは2月にISEGYE IDOLに続く新しいバーチャルガールズグループ、アイリゼをデビューさせた。このほか、7人組バーチャルボーイズグループのスキンズ、4人組バーチャルガールズグループのアイシアが年内にデビューする予定だ。

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