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MLB:大谷ユニホームに輝く黄金ロゴ、今季6選手のみに許された特権だった

米両リーグMVP、サイ・ヤング賞、新人王

 今月19日に東京ドームで行われたロサンゼルス・ドジャースとシカゴ・カブスの米大リーグ(MLB)開幕戦「東京シリーズ」第2戦。5回、日本のファンの熱狂的な歓声とともに3度目の打席に入ったスーパースター、大谷翔平(30)は、相手投手ネイト・ピアソンの時速159キロメートルというファストボールを打ち返し、ソロホームランにした。故国でたたき出した今季第1号本塁打だ。バットを力強く振った大谷のユニホームの背中には、黄金のMLBのロゴマークが光っていた。このロゴマークは今季、MLBでたった6人だけにしか付けることが許されていない特権だ。

【写真】「OHTANI」の上に輝くMLB黄金ロゴ

 MLBではこのほど、ユニホーム・メーカーのファナティクスなどと協力し、今シーズンから特定選手のユニホームに黄金のMLBロゴマークを付けると発表した。青・赤・白の3色による通常のMLBロゴマークの代わりに、黄金ロゴマークを付けるのだ。ただし、付けることができるのは前年度のアメリカン・リーグとナショナル・リーグの最優秀選手(MVP)、サイ・ヤング賞投手・新人王受賞者の6人だけだ。2025シーズンは、昨年のナ・リーグMVP大谷とア・リーグMVPアーロン・ジャッジ(32)=ニューヨーク・ヤンキース=、ア・リーグのサイ・ヤング賞投手タリック・スクーバル(28)=デトロイト・タイガース=とナ・リーグのサイ・ヤング賞投手クリス・セール(35)=アトランタ・ブレーブス=、ア・リーグ新人王ルイス・ヒル(26)=ヤンキース=とナ・リーグ新人王ポール・スキーンズ(22)=ピッツバーグ・パイレーツ=が栄光の黄金ロゴマークをつけてMLBの舞台に立つ。大谷は今月28日と29日に行われる米本土での開幕戦に先立ち東京でシーズン開幕を迎えたため、黄金ロゴマークのユニホームを着てMLBの試合に出場した最初の選手となった。

 黄金ロゴマークはファンが購入する販売用ユニホームにも付ける予定だ。シーズンが終わった後は、MLBベースボールカードを独占発行しているメーカー「トップス」で、実際に選手たちが試合で使用した黄金ロゴマークをサインカードとして製作する予定だ。

カン・ウソク記者

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