【ソウル聯合ニュース】韓国海軍、米海軍、日本の海上自衛隊は17~20日、韓国南部・済州島南方の海上で共同訓練を実施し、米海軍の原子力空母「カール・ビンソン」が参加した。韓国国防部が20日、伝えた。
米空母が韓米日の海上訓練に参加したのは昨年11月13~15日に開かれた複数領域を対象にした共同訓練「フリーダムエッジ」に原子力空母「ジョージ・ワシントン」が参加して以来で、第2次トランプ政権が発足してからは初めて。
今回の訓練には釜山海軍作戦基地に2日に入港したカール・ビンソンなど米海軍から艦艇4隻、韓国海軍からはイージス駆逐艦「世宗大王」など2隻、海上自衛隊からは護衛艦「いかづち」が参加した。
国防部は「今回の訓練は北(朝鮮)の核・ミサイル脅威と水中脅威に対する韓米日の抑止、対応能力を向上させ、大量破壊兵器の海上輸送遮断など海洋安全保障能力を強化するための3者間協力を増進することに重点が置かれた」と説明した。
また、韓米日海上訓練は昨年12月に韓米日の国防当局が共同で策定した複数年の3カ国訓練計画によって定例的に実施されているとし、「韓米日3カ国は3者訓練を通じて北の脅威を抑止し、共同で対応できるよう緊密な協力を続ける」と強調した。