【ソウル聯合ニュース】韓国の国会事務処は１７日、期日前投票と不在者投票制度の廃止を求める請願の賛同者数が５万人を超え、国会の常任委員会に送付されたと明らかにした。請願は３０日以内に賛同者が５万人を超えると国会の委員会で審議される。

　請願は「不正選挙投票防止に関する請願」と題され、先月７日に国会の国民同意請願ホームページに掲載された。公職選挙で期日前投票と不在者投票を廃止し、投票終了後に投票箱を即時公開することや、手作業で開票する様子を生中継することを求めている。

　また、全体の投票者数と投票者名簿を公開し、開票で誤りがあるかどうかを検証するよう求める請願も５万人以上の同意を得て、国会委員会に送付された。

　政治的な中立性を欠いているとして、憲法裁判所の裁判官３人の弾劾を求める請願や、中国など外国のスパイを処罰する内容を盛り込んだ国家保安法改正に関する請願も国会委員会に送付された。