【ソウル聯合ニュース】10日に亡くなった韓国の歌手、フィソンさん(享年43)の遺族が17日、受け取った弔慰金(香典)を故人の名前で全額寄付すると明らかにした。
所属事務所を通じてコメントを発表したフィソンさんの弟は、社会に良い影響を与えられるところに寄付したいとした上で、専門家と協議して最善の方法を探すと説明した。
フィソンさんは10日に自宅で亡くなっているのが見つかり、16日に告別式が営まれた。葬儀場には多くの歌手仲間やファンが訪れ、別れを惜しんだ。
弟は「容易に克服できなかった否定的な感情や予期せぬ苦しい状況で多くの苦労をしましたが、兄は歌に対する情熱を守りながら美しい音楽を作るための努力を止めませんでした」とし、「兄の作品が今後も永遠に忘れられないことを切に願い、家族が守っていきます」と伝えた。