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ロ朝外務省高官が会談 北朝鮮兵捕虜の送還問題など議論か

【ソウル聯合ニュース】米国がロシアとウクライナに停戦を呼びかけるなか、ロシアのルデンコ外務次官が北朝鮮を訪問し、崔善姫(チェ・ソンヒ)外相、キム・ジョンギュ外務次官と15日に相次いで会談した。北朝鮮の朝鮮中央通信が16日、伝えた。

 同通信は、崔氏とルデンコ氏が率いるロシア外務省の代表団との会談について、親善的なムードのなかで行われたと伝えた。

 キム氏とルデンコ氏の会談については、両国が昨年結んだ包括的戦略パートナーシップ条約の精神に基づいて交流と協力を積極的に推し進めることを申し合わせるとともに、国際舞台での相互支持と協力を強化するための実質的な方策を協議し、意見が一致したと報じた。

 両氏は包括的戦略パートナーシップ条約を批准した際の政府代表だった。このため今回の会談は1次的には条約の履行を点検するためのもののようだ。

 ただ米国のトランプ大統領がロシアとウクライナに停戦を提案するなか、ルデンコ氏はロシアの立場を説明するとともに、北朝鮮軍のロシアへの追加派遣などについて言及した可能性がある。

 両氏がウクライナ軍の捕虜になった北朝鮮兵送還に関して話し合った可能性もある。

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