【ソウル聯合ニュース】韓国で1979年10月26日に朴正煕(パク・チョンヒ)大統領ら2人を射殺し翌年死刑に処された中央情報部(KCIA)の金載圭(キム・ジェギュ)部長(当時)の遺族による再審請求で、ソウル高裁は19日、裁判をやり直す再審開始を認める決定をした。
金載圭元死刑囚は朴大統領と当時、大統領警護室の室長だった車智澈(チャ・ジチョル)氏を殺害した罪で起訴され、80年5月に死刑に処された。
金元死刑囚の遺族らは2020年5月、「金載圭という人物に対する歴史的議論の水準が進化し飛躍する機会になることを願う」として再審を請求した。