米大リーグ(MLB)の金河成(キム・ハソン、29)がタンパベイ・レイズに移籍することになった。米スポーツメディアESPNなどが30日(韓国時間)、金河成がレイズと2年・2900万ドル(約44億8000万円)でフリーエージェント(FA)契約を結んだと報道した。サンディエゴ・パドレスを離れてFA市場に出たが、なかなか行き先が見つからず、ようやく決まった。まず今シーズンの年俸は1300万ドル、来年は1600万ドルを受け取ることになる。追加インセンティブは200万ドルだ。今季終了後、FAを再び宣言できる「オプトアウト(選手のFA権利行使)」条項も盛り込まれた。大リーグ公式サイトのMLBドットコムは「総額2900万ドルはレイズ球団史上5番目に大きい金額だ」と報じた。今回の契約で金河成はチーム内最高年俸者になった。レイズ球団史上、野手の最大規模の契約は1999年12月に4年・3400万ドルで契約したグレッグ・ボーンだ。
今季の韓国人大リーガーは金河成のほか、李政厚(イ・ジョンフ、26)=サンフランシスコ・ジャイアンツ=、金慧成(キム・ヘソン、26)=ロサンゼルス・ドジャース=、裴智桓(ペ・ジファン、25)=ピッツバーグ・パイレーツ=の4人がひとまず決まった。崔志万(チェ・ジマン、33)は昨年ニューヨーク・メッツから放出されて以降まだチームが決まっておらず、マイナー・リーグでプレーしている朴孝俊(パク・ヒョジュン、28)は兵役義務忌避問題のため難しい状況になっている。
ヤン・スンス記者