【ソウル聯合ニュース】韓国と日本が今年の国交正常化60年を記念し、ソウルと東京を象徴するランドマークのNソウルタワーと東京タワーを同時にライトアップするイベントを開く。両タワーの同時ライトアップイベント実施は事実上初めてという。
イベントは両国の外交当局に設置されたタスクフォース(TF)を中心とし、来月中旬ごろに実施する方向で準備が進められている。
Nソウルタワーでは日没後、タワーの外壁にエンブレムや国交正常化60年を記念するフレーズなどを光で当てる案などが検討されている。東京タワーにはLED照明が設置されており、簡単なフレーズを表示することができるが、具体的な案はまだ決まっていないという。東京タワーでは2017年、韓国のガールズグループ・TWICE(トゥワイス)の日本デビューを記念し、大展望台に同グループの代表曲「TT」の文字が表示された。
Nソウルタワーは1975年、ソウル・南山に建設された韓国初の総合電波塔で、高さは236.7メートル。南山の海抜を合わせた高さは479.7メートルとなる。
東京タワーの展望台から上の部分の一部は朝鮮戦争で使われた戦車の鉄でつくられ、韓国と縁がある。