【ソウル聯合ニュース】韓国軍合同参謀本部は26日、北朝鮮が25日に戦略巡航ミサイルの発射実験を実施したと明らかにしたことについて、「発射の兆候を事前に察知し、備えていた」とし、「午後4時ごろ、北が内陸から西海(黄海)上に巡航ミサイル数発を発射したことを追跡・監視し、詳細は韓米の情報当局が分析している」と発表した。
同本部は「軍は現在の安全保障状況で北が誤った判断をしないよう、強固な韓米連合防衛態勢の下、北のさまざまな活動を注視しながらいかなる挑発にも圧倒的に対応できる能力と態勢を維持している」と強調した。
北朝鮮の朝鮮中央通信は25日に戦略巡航ミサイルの発射実験を実施したと報じた。金正恩(キム・ジョンウン)国務委員長(朝鮮労働党総書記)が立ち会ったという。同通信はミサイルが約2時間5分間、1500キロを飛行し標的に命中したと伝えた。