【ソウル聯合ニュース】韓国の大韓体育会(韓国オリンピック委員会)は24日、中国・ハルビンで2月7日から14日まで開催されるアジア冬季競技大会に出場する韓国選手団の結団式を開催した。
結団式であいさつした柳仁村(ユ・インチョン)文化体育観光部長官は「(選手団が)アジア全体に模範的なスポーツ精神を示すことを期待している」と述べ、今後も選手が訓練に集中できるよう政策支援に最善を尽くすと強調した。
韓国選手団の団長を務めるチェ・ホンフン大韓スキー・スノーボード協会会長は「選手の皆さんが大会の主人公として自負心をもって最善を尽くし、目標とする成果を上げるだけでなく素晴らしいフェアプレーを見せるよう願う」とし、国民に声援を呼びかけた。
アジア冬季大会は2021年に開催予定だった前回大会が開催地の選定難航や新型コロナウイルスの影響などで中止され、今回は17年の札幌大会以来8年ぶりの開催となる。
スケート、スキー、カーリング、アイスホッケー、バイアスロン、スキーモ(山岳スキー)の6競技11種目で計64個の金メダルを争う今大会は、26年ミラノ・コルティナ冬季五輪の前哨戦と位置付けられる。
今大会には34カ国・地域から約1300人が参加し、韓国は選手149人、役員74人からなる計223人の選手団を派遣する。
韓国選手団の本陣は来月4日にハルビンに向けて出発する。