【ソウル聯合ニュース】韓国の芸能事務所、ADOR(アドア)と専属契約を巡り対立しているガールズグループ、NewJeans(ニュージーンズ)が新しいグループ名の募集に乗り出した。
NewJeansは23日、SNS(交流サイト)に開設したアカウント(jeanzforfree)を通じて「一定期間使用する新しい活動名を2日間募集しようと思います」と投稿し、参加を呼び掛けた。投稿後わずか50分足らずで1万6000件を超えるコメントが寄せられるなどファンの大きな関心を集めた。
また、メンバーたちはSNSに「私たち5人は最低限の信義も期待できない(ADOR親会社の)HYBE(ハイブ)とADORに戻る考えは全くありません」との立場を示した。「ADORとHYBEは私たちに戻ってくるように説得しながら、大衆の視線が届かない所では以前のように私たちをいじめ続け攻撃してきました」とし、「最近は一部メンバーの両親と秘密裏に会って懐柔したり仲たがいを試みたりもしました」と主張した。
NewJeansは昨年11月28日に記者会見を開き、ADORの義務不履行を理由に専属契約を同29日午前0時をもって解除すると発表した。
しかし、ADORは専属契約が依然有効だとして専属契約有効確認訴訟を起こしたのに続き、メンバー5人に対し事務所を通さない広告契約締結の禁止などを求める内容の「企画社地位保全および広告契約締結など禁止仮処分」を裁判所に申し立てた。
NewJeansは訴訟に対応するため代理人弁護士を選任した。