【ソウル聯合ニュース】韓国の趙兌烈(チョ・テヨル)外交部長官は23日、米国のルビオ国務長官と初めての電話会談を行い、北朝鮮の核問題を巡り緊密な連携を維持することで一致した。韓国外交部が発表した。
趙氏は「70年以上にわたり続いてきた強固な韓米同盟を米国の新政権下でもさらに発展させていくことに期待している」と呼び掛け、ルビオ氏は韓米同盟が朝鮮半島だけでなく、地域の平和と安全保障の核心軸であると強調した。
両氏は韓米日の3カ国協力を一層発展させていくことで一致し、関連協議を続けることを確認した。
また、北朝鮮の核問題で緊密に連携することも確認した。トランプ米大統領は20日の就任後、北朝鮮を「核保有国」と表現し、北朝鮮の核保有を認めるのではないかという懸念が出ている。
ルビオ氏は趙氏を米国に招待し、両氏は双方が都合の良い可能な限り早い時期にワシントンで会談を開催できるよう、具体的な日程を調整していくことで一致した。