「共に民主・李在明代表、偽証の見返りに人事で口利き」 韓国検察が故意性巡り反論 偽証教唆裁判二審

公選法違反事件裁判二審は23日開始

「共に民主・李在明代表、偽証の見返りに人事で口利き」 韓国検察が故意性巡り反論 偽証教唆裁判二審

【TV朝鮮】(アンカー)

 野党・共に民主党の李在明(イ・ジェミョン)代表による偽証教唆事件二審裁判で検察は300ページの分量の控訴理由書を提出しました。ここには「李在明代表は偽証犯からの人事での要請を聞いた」と明記されています。一審では李在明代表に対して偽証教唆の故意性は認められなかったと判断しましたが、今回検察はこれに反論した形です。アン・ヘリ記者のリポートです。

【グラフィック】李在明VS検察 「偽証教唆」疑惑を巡る攻防

 (記者リポート)

 李在明代表が大庄洞裁判に出席するため裁判所に向かっています。

 李在明代表は偽証教唆裁判関連の質問には何も答えませんでした。

 李在明/共に民主党代表

 「前回の大統領選挙当時、キム・ジンソン氏からの人事での要請を聞いたのですか?」

 「…」

 検察は先日、偽証教唆事件の二審裁判で控訴理由書を提出しました。

 検察はキム・ジンソン氏が2019年、李在明代表の選挙法裁判で偽証したことと、21年に国立大学の元総長を推薦したことを理由書に記載しました。

 この人物は李在明代表の選挙陣営で教育特別補佐に任命されたことも指摘しました。

 検察はまたキム・ジンソン氏がこの人物の連絡先を伝えたところ、李在明代表が「分かりました。ありがとうございます」と返信したとも主張しました。

 李在明代表の弁護士は「陣営で任命状を渡すことが人事での配慮になるのか分からない」と反論し、近く答弁書を提出する計画と説明しました。

 李在明代表が一審で有罪とされた選挙法裁判の控訴審は明後日から本格的に始まります。

 昨年11月の一審では懲役1年、執行猶予2年が宣告されましたが、今後大法院で刑が確定すれば李在明代表は次の大統領選挙に出馬できなくなります。TV朝鮮、アン・ヘリがお伝えしました。

(2025年1月21日放送 TV朝鮮『ニュース9』より)

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