尹大統領逮捕巡り憲法裁や国会へのテロ予告相次ぐ 警察が捜査に着手

【水原聯合ニュース】韓国の尹錫悦(ユン・ソクヨル)大統領を罷免するかどうか判断する弾劾審判が憲法裁判所で進められている中、憲法裁や国会に対する放火などのテロ予告がインターネット上に相次いで投稿されていることを受け、警察が捜査に着手したことが20日、分かった。

 京畿南部警察庁サイバー捜査隊はオンラインコミュニティーへの「憲法裁に火をつける」という内容の投稿を巡り、投稿者の立件前調査に着手したと明らかにした。19日に市民からの通報があったという。

 警察関係者は「投稿者が特定されれば関連法を適用し処罰する方針」と話した。

 このほかにも、京畿道の盆唐警察署は別のオンラインコミュニティーに最大野党「共に民主党」の党本部や国会、報道機関などにテロを仕掛けるという内容の投稿があるという通報を受け調査に着手した。

 警察はサイト運営者側に投稿に関する情報の保存を要請し、近日中に令状を請求し、投稿者を追跡する方針だ。警察関係者は「投稿者の身元を特定した後、扇動罪また脅迫罪の適用が可能かどうかを検討する方針」と説明した。

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