韓国最大野党・共に民主党が李在明(イ・ジェミョン)代表や党に関する虚偽事実を流布したユーチューバーらを告発した。
共に民主党国民疎通委員会の虚偽操作監視団は15日、国会で記者会見を行い、閔庚旭(ミン・ギョンウク)元国会議員やユーチューバー「イ・サッカッTV」などを名誉毀損(きそん)で警察に告発すると発表した。
告発の理由について、虚偽操作監視団長の金東我(キム・ドンア)議員は「これらの人々は第22代国会議員総選挙で当選した共に民主党国会議員約40人に『不正選挙の当選者』という烙印(らくいん)を押し、民主主義を破壊する行為をした」と説明した。
その上で、「選挙制度に対する不信感の助長・国民欺まん・政治的工作など、彼らの目的は明らかだ」「単なる虚偽事実流布にとどまらず、国家転覆を狙う組織的陰謀の一部だ」として、厳しい法的対応を取るとしている。
共に民主党は「李在明代表が小学生だった時に女子児童に対して性的暴行・殺害をし、少年院に行った」という虚偽事実が含まれている投稿文216件も名誉毀損で告発することを決めた。
同党の梁文錫(ヤン・ムンソク)議員は「尹錫悦(ユン・ソンニョル)大統領の弾劾案可決以降、虚偽情報が再び流布される状況になっている」「虚偽操作情報の流布者に対して無寛容(ゼロ・トレランス)の原則を一貫して維持する」と述べた。
チョン・ジョンウォン記者