尹大統領 取り調べ後はソウル拘置所へ=3坪の独房に収容か

【果川聯合ニュース】内乱や職権乱用の疑いで拘束された韓国の尹錫悦(ユン・ソクヨル)大統領は政府果川庁舎にある独立捜査機関「高位公職者犯罪捜査処(公捜処)」で取り調べを受けた後、ソウル拘置所に移され、逮捕状発付の是非を判断する裁判所の令状審査まで同地で過ごすものとみられる。

 法曹関係者によると、公捜処は尹大統領の取り調べを終えた後、15日午前10時33分の拘束から48時間となる17日午前までに逮捕状を請求する方針だ。

 尹大統領は令状審査が行われるまで、ソウル拘置所に留置されるものとみられる。公捜処での取り調べが長引けば、ソウル拘置所に移動せずに令状審査を受ける可能性もある。

 法務部は、尹大統領に対する逮捕状が発付されれば、ソウル拘置所内の独房を割り当てるとみられる。

 ただ現職大統領が拘置所に収容された例がないため、警護や扱いについて内部で協議することが分かった。

 拘置所などに収容された朴槿恵(パク・クネ)元大統領や李明博(イ・ミョンバク)元大統領と同様に、尹大統領も3坪程度の独房に収容される可能性が高い。

 ソウル拘置所には野党「祖国革新党」の曺国(チョ・グク)前代表などが収容されている。

<記事、写真、画像の無断転載を禁じます。 Copyright (c) Chosunonline.com>
関連ニュース
あわせて読みたい