【ソウル聯合ニュース】韓国大統領室は14日、北朝鮮が同日、朝鮮半島東の東海に向けて弾道ミサイルを発射したことを受けて安保状況点検会議き、対応策を協議した。
会議は国家安保室のイン・ソンファン第2次長が主宰した。大統領室は「政府は北の動向を注視し、いかなる挑発に対しても対応できるよう万全の態勢を維持している」と強調した。
韓国軍合同参謀本部は北朝鮮がこの日午前9時半ごろ、北部の慈江道・江界付近から東海に向けて短距離弾道ミサイルを数発発射したと発表した。
北朝鮮は6日にも平壌付近から固体燃料式の中距離級極超音速弾道ミサイルだとするミサイルを発射している。今年に入り、北朝鮮が弾道ミサイルを発射したのは2回目で、20日に予定されているトランプ米次期大統領の就任を控え、挑発の水準を高めているものとみられる。