【ソウル聯合ニュース】韓国・淑明女子大が尹錫悦(ユン・ソクヨル)大統領の妻、金建希(キム・ゴンヒ)氏の修士論文盗用疑惑について、暫定的に「剽窃(ひょうせつ)」と結論付けたことが7日までに分かった。
同大によると研究倫理真実性委員会が先月末、調査結果を金氏に通知し、異議があれば今月末まで申し立てられると説明した。金氏が異議を申し立てれば同委が検討した上で最終的な結論を出すという。
盗用疑惑が持ち上がったのは金氏が1999年に同大教育大学院に提出した修士論文で、スイスの画家パウル・クレーの作品を扱ったもの。
大学側は2022年に研究倫理真実性委を立ち上げ、同年12月から本調査を始めた。本調査は通常90日以内に終わるが今回は2年かかったため、疑惑を提起した同大の卒業生団体は批判している。