■60代の人口が40代を上回る
今回の調査結果を見ると、高齢化傾向が顕著になっていることが分かった。韓国人の平均年齢は45.3歳で、2023年(44.8歳)に比べ0.5歳上がり、初めて45歳を超えた。
年代別に見ると、60代の人口が40代の人口を初めて上回った。70代以上の人口も30代の人口を初めて追い越した。具体的な数字を挙げれば、50代が870万6370人(17%)で最も多く、次いで60代(15.3%)、40代(15.1%)、70代以上(12.94%)、30代(12.93%)、20代(11.6%)などの順となっている。
65歳以上の高齢者人口は1026万人で、初めて全人口の20%を超えた。一方、生産年齢人口(15-64歳)は3550万人で70%台を割り込んだ。
一人暮らし世帯(単独世帯)数は1012万2587世帯で、1000万世帯を突破した。韓国の10世帯に4世帯が一人暮らし世帯だということだ。 2023年に比べると、一人暮らし世帯と2人世帯、3人世帯は増えている反面、4人以上の世帯は毎年減っている。一人暮らし世帯を年齢別に見ると、70代以上の一人暮らし世帯が20.5%と最も多かった。次いで60代(18.7%)、30代(17%)などの順だった。
65歳以上の一人暮らし高齢者(独居老人)世帯は299万6207世帯で29.6%を占めた。一人暮らし世帯10世帯のうち3世帯は独居老人世帯だということだ。
キム・ヨンウ記者