【ソウル聯合ニュース】現代自動車、起亜、韓国GM、ルノーコリア自動車、KGモビリティーの韓国完成車メーカー5社が3日までに発表した業績によると、5社の2024年の世界販売台数は計794万7170台で、前年比0.6%減少した。国内販売は135万8842台、海外販売は658万8328台だった。
国内販売は前年比6.4%減少し、リーマン・ショックが起こった2008年(114万5000台)以来の低水準となった。
国内景気の低迷に加え、高金利や仁川のマンション地下駐車場で発生した電気自動車(EV)火災によるEV離れなどが影響した。
メーカー別の世界販売は起亜(前年比0.1%増)、韓国GM(6.7%増)、ルノーコリア(2.6%増)が増えたが、現代(1.8%減)とKG(5.7%減)は減少した。
国内販売は現代(7.5%減)、起亜(4.2%減)、韓国GM(35.9%減)、KG(25.7%減)と4社が減少。ルノーコリアだけが9月に発売した新型多目的スポーツ車(SUV)「グランコレオス」がけん引する形で80.6%の増加を記録した。
昨年、国内市場で最も売れた車種は起亜のSUV、ソレントで9万4538台が売れた。年間ベストセラーカーは現代が独占してきたが、初めて起亜の車が輝いた。
一方、昨年12月の5社の世界販売台数は計64万9255台で、前年同月比4.2%増加した。国内販売が3.9%増の11万9074台、海外販売は4.3%増の53万181台だった。