現代自・起亜の25年販売目標 739万台=前年実績比2.2%増

【ソウル聯合ニュース】韓国完成車最大手の現代自動車と子会社の起亜は3日、2025年の世界販売台数を計739万200台とする目標を発表した。内訳は現代自動車が417万4000台、起亜が321万6200台で、国内販売126万台、海外販売612万2000台、起亜の特殊車両8200台を見込む。

 今年の目標台数は、昨年の販売実績より2.2%多い。

 現代自動車と起亜の昨年の世界販売台数は、前年比1.0%減の計723万1248台だった。現代自動車は1.8%減の414万1791台、起亜は1.0%増の308万9457台。起亜の販売台数は2年連続で過去最多を記録した。

 両社は今年、エコカーや戦略車種などの新車販売を強化し、現地生産体制とブランド力強化に注力する計画だと明らかにした。 

 現代自動車は▼ハイブリッド車(HEV)を含むエコカー販売基盤の強化▼北米現地生産システムの拡大による市場対応力強化▼多品種柔軟生産システムを中心とする製造革新――による事業運営を推進する。

 起亜はブランドやユーザー中心の経営と積極的な未来技術への投資を続け、▼経済型(廉価版)電気自動車(EV)のラインアップ拡大▼「PBV」(プラットフォーム・ビヨンド・ビークル、車を超えるプラットフォーム)の発売▼戦略車種の発売――などによって成長を続ける方針だ。

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