【NEWSIS】ランニングのイベントでコース上に野生のシカの群れが乱入し、参加者にぶつかるハプニングがあった。この様子を捉えた動画がSNS(交流サイト)で公開され、話題になっている。
12月10日(現地時間)、SNSには米国で起きたシカとマラソンランナーの衝突動画が投稿された。
動画を見ると、住宅街の中を多数のランナーたちが走っている。
その時、茶色い何かが集団でランナーの間に入り込み、2人に激突してあっという間に画面から消えていった。
まるでひき逃げした車のように走り去ったこの群れの正体は、野生のシカであることが分かった。
このマラソンイベントは11月末、米ニューヨーク州の小都市、ウォータータウンで開催された。サンクスギビングデーを記念するために毎年行われているイベントだという。
ところがイベント開始からわずか数分後、野生のシカの群れが乱入してランナーと衝突したため、イベントが中断される一幕があった。
この事故でランナー2人が負い、うち1人は近くの病院に搬送されたという。
関係者らは、シカが毎年10月から12月にかけて繁殖期を迎え、攻撃性が高まって時速50キロ超のスピードで走るとして、この時期に野生のシカと遭遇した場合にはなるべく遠くに離れるよう呼び掛けた。
ホン・ジュソク記者