【ソウル聯合ニュース】韓国プロサッカー・Kリーグでプレーしていた2022年に飲酒運転で契約を解除された日本人MFの邦本宜裕選手(27)が韓国の健康保険料を滞納していたことが分かった。
国民健康保健公団は27日、4大社会保険(国民年金、健康保険、雇用保険、労災保険)の高額常習滞納者1万3688人のリストをホームページに公開した。滞納額の合計は5637億ウォン(約606億円)に上る。
昨年12月31日時点で健康保険料1000万ウォン以上、年金保険料2000万ウォン以上、雇用保険または労災保険5000万ウォン以上を1年以上納めていない滞納者が公開対象となった。氏名、商号(法人の場合は法人名と代表者の氏名)、業種・職種、年齢、住所、滞納期間、滞納額などが公開された。
リストによると、邦本選手は21年12月から22年7月までの8カ月分の健康保険料3130万ウォンを滞納した。
邦本選手は18年からKリーグ1の慶南FC(現在はKリーグ2部)で活躍後、20年に全北現代モータースに移籍したが22年7月に飲酒運転で摘発され契約解除となった。同公団関係者は「滞納後、郵便などで連絡を取り、差し押さえで滞納額の一部を徴収したが、22年以降は国内にいないため一方的に連絡を続けている状態だ」と説明した。