【NEWSIS】韓国最大野党・共に民主党の朴智元(パク・チウォン)議員は25日、「非常戒厳宣布後、尹錫悦(ユン・ソンニョル)大統領側から挙国一致内閣の総理職を提案されたが、これを断った」と明らかにした。
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朴智元議員は同日、動画共有サイト「ユーチューブ」のチャンネル『金於俊(キム・オジュン)の謙遜は大変だ ニュース工場』に出演し「内閣制の改憲や挙国一致内閣を組むことは『どうにかして尹大統領の任期を引き延ばし、自分たちが再び政権を執ろう』という陰謀だ」と批判した。
そして、「『挙国一致内閣を論議する人々が総理(首相)になるのはどうか』と私にも(提案が)あった」「先週(提案された場所のソウル市中区)小公洞のロッテホテル貴賓室のテーブルをたたいて、出てきた」と言った。
その上で「金大中(キム・デジュン)元大統領は(与野党)3党合党をしなかったではないか。私は金大中元大統領の秘書室長だったのに、どうしてそんなことを言うだろうか。『瞬間を生きるのではなく、永遠を生きる』と言った」と語った。
挙国一致内閣の総理職を提案されたことについては「非常戒厳宣布前に改憲の必要性を強く主張したから、私にそのような提案をしたのではないか」と推測した。
朴智元議員は「今の時代的精神と国民的要求は、内乱・外患の首謀者である尹錫悦を一日も早く緊急逮捕し、世間と隔離することだ」「韓悳洙(ハン・ドクス)首相が憲法裁判官候補を速やかに任命して憲法裁判所を9人体制にし、これを通じて(尹大統領の弾劾審判が)迅速に行われなければならない」と強調した。
キム・ジウン記者