韓国与党 臨時執行部トップに権寧世氏指名=「親尹派」の前統一相

【ソウル聯合ニュース】韓国の与党「国民の力」は24日、臨時執行部トップの非常対策委員長に権寧世(クォン・ヨンセ)国会議員(65)を指名した。30日の全国委員会を経て任命される。

 国民の力の韓東勲(ハン・ドンフン)前代表は尹錫悦(ユン・ソクヨル)大統領の弾劾訴追案が可決された2日後の16日に辞任した。

 非常対策委員会は尹大統領が弾劾訴追された中、党の立て直しを担う。党代表の権限を代行する権性東(クォン・ソンドン)院内代表はこの日に開かれた議員総会で、「非常対策委員会は国政の安定と党の団結、変化のための重責を担わなければならない」と強調した。 

 権氏は検事出身で、議員5期目の重鎮。2013~15年に中国大使を務め、2022年の大統領選では総括選挙対策本部長として尹氏の勝利に貢献した。同氏とは大学時代から40年以上の付き合いがあり、尹政権では北朝鮮政策を担当する統一部の長官を務め、「親尹派」とされる。

<記事、写真、画像の無断転載を禁じます。 Copyright (c) Chosunonline.com>
関連ニュース
あわせて読みたい