【ソウル聯合ニュース】韓国の尹錫悦(ユン・ソクヨル)大統領の権限を代行する韓悳洙(ハン・ドクス)首相は23日、ソウルの首相公館で経済6団体の代表と昼食会を開き、2025年度(1~12月)予算案の速やかな執行を優先的に推進するとして「政府は建設的な財政の役割をいとわない」と述べた。また「韓国の未来のための政策決定がなされるよう政策の一貫性・整合性を引き続き守ることが代行体制の根本」と強調した。
この日の昼食会は、近ごろの経済状況と政府の対応を経済界と共有し、企業の経営活動が積極的に行われるよう協力を要請するために開かれた。
韓氏は「政界と緊密に意思疎通している」とし、自身と禹元植(ウ・ウォンシク)国会議長、与党「国民の力」と最大野党「共に民主党」の執行部が国政について話し合う協議体の初会議が26日に開かれると説明した。
一方、先ごろバイデン米大統領、日本の石破茂首相と電話会談を行ったことに触れ、近く欧州連合(EU)のフォンデアライエン欧州委員長とも通話する計画だと明らかにした。
この日の昼食会には韓国経営者総協会の孫京植(ソン・ギョンシク)会長、韓国貿易協会の尹鎮植(ユン・ジンシク)会長、中小企業中央会の金基文(キム・ギムン)会長、韓国経済人協会の柳津(リュ・ジン)会長、大韓商工会議所の崔泰源(チェ・テウォン)会長、韓国中堅企業連合会の李鎬俊(イ・ホジュン)常勤副会長が出席した。