【ソウル聯合ニュース】韓国の歌手、IU(アイユー) さんが、ほかの歌手の曲を盗作したと虚偽の告発をされたとして告発者に損害賠償を求めた訴訟で、ソウル中央地裁は18日、被告に3000万ウォン(約320万円)の支払いを命じる判決を言い渡した。
被告は昨年5月、IUさんの曲6曲がほかの歌手の曲を盗作し、著作権法に違反したとする告発状を警察に提出した。しかし、警察は同8月、告発事実が犯罪を構成しないとみて告発を却下した。
これを受け、IUさん側は名誉毀損(きそん)などにあたるとして、告発者を相手取り損害賠償請求訴訟を起こした。
IUさん側はこのほかにも、インターネット上で根拠のない盗作疑惑を提起するなどの書き込みをした投稿者に対する法的手続きをとり、一部は罰金刑などの刑事処分を受けた。