ソウル高裁、弁護人を選任しない共に民主・李在明代表に国選弁護人のご案内…控訴審の訴訟記録受理通知書は執行官に送達嘱託【独自】

 裁判所が、進歩(革新)系最大野党「共に民主党」の李在明(イ・ジェミョン)代表に、国選弁護人を選任できる旨を案内したことが確認された。

 また、裁判所の執行官が訴訟記録受理通知書を李代表に送達するよう、管轄の裁判所に嘱託した。

 法曹関係者が17日に明らかにしたところによると、ソウル高裁刑事6部はこの日、李代表にこうした告知を行った。

 先に裁判所は今月9日、李代表に訴訟記録受理通知書を送ったが「転居先不明」で送達できなかったことから、2日後の11日に再度発送した。

 執行官による送達は、郵便送達ができない場合に、住所地を管轄する裁判所が実施するものだ。

 与党は、李代表が弁護人を選任せず訴訟記録受理通知書を受け取らないというやり方で裁判を遅延させている、と主張している。

 控訴審の手続きは、李代表側が訴訟記録受理通知書を受け取って控訴理由書を提出したら始まる。

 国民の力の朱晋佑(チュ・ジンウ)法律諮問委員長は前日、嘆願書を出して「裁判所は国選弁護人を選任して関連書類を代わりに受理させたり、不必要な証人申請を棄却したりするなどの措置が必要」と主張していた。

チョン・ジュンヨン記者

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  • ▲共に民主・李在明代表が17日、ソウル市瑞草区のソウル中央地裁で開かれた「大庄洞事件」裁判に出席して法廷に向かう様子。/写真=聯合ニュース

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