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韓国軍の元職・現職情報司令官ら、ロッテリアで戒厳を謀議か…警察が防犯カメラ映像を確保

情報司令部の将校を呼んで「選管のサーバー確保」を指示

 【NEWSIS】韓国警察が、韓国軍の元職および現職の情報司令官が集まって戒厳を謀議したファストフード店の防犯カメラ映像を確保した。当該店舗は、「12・3非常戒厳事態」の中心人物であるノ・サンウォン元情報司令官とムン・サンホ情報司令官が今月1日に戒厳関連の話し合いを続けた場所だと確認された。

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 17日に韓国警察が明らかにしたところによると、韓国警察庁国家捜査本部の非常戒厳特別捜査団は最近、京畿道安山市のある「ロッテリア」を訪れ、問題の防犯カメラ映像を確保した。

 ノ元司令官とムン司令官は情報司令部に所属するキム大領(大佐に相当)およびチョン大領をこの店に呼び、戒厳当日に中央選挙管理委員会のサーバーを確保せよという指示も下したとことが分かった。

 実際、チョン大領と情報司所属のキム大領は、戒厳当日に中央選挙管理委員会サーバー室の掌握を試みたと伝えられている。

 チョン大領は警察の取り調べに対し「ノ元司令官が不正選挙に関連して『選管のサーバーを確認すれば証拠を確保できるだろう』『君たちが選管の電算室に行けばいい』と言った」と供述した。

チョ・ソンハ記者

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