ナイジェリア コロナで閉鎖の北朝鮮大使館再開

【ソウル聯合ニュース】新型コロナウイルス流行後に閉鎖していた在北朝鮮ナイジェリア大使館が運営を再開する。在北朝鮮ロシア大使館が17日までに明らかにした。

 ロシア大使館のフェイスブックによると、マツェゴラ駐北朝鮮大使は先ごろ、駐北朝鮮ナイジェリア大使代理と平壌で会談し、朝鮮半島の切迫した問題について意見交換した。

 北朝鮮に大使館を置くアフリカの国はナイジェリアとエジプトの2カ国。

 1976年に北朝鮮と国交を樹立したナイジェリアは、アフリカの代表的な親北国。国連安全保障理事会の北朝鮮制裁委員会は、北朝鮮が制裁をくぐり抜けナイジェリアに医療関係者を派遣したり、武器を取引したりしていると指摘してきた。

 北朝鮮は新型コロナ対策で封鎖していた国境を23年8月に開放。その後、親北国の中国、ロシア、モンゴル、キューバが大使館の運営を再開した。また、反米国の中米ニカラグアは今年、平壌に大使館を開設した。

 北朝鮮は今年9月、スウェーデンなど欧州の一部の国について大使館の再稼働も認めた。ポーランド外務省の報道資料によると、ポーランドは先月、4年ぶりに北朝鮮に外交官を復帰させた。

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