【ソウル聯合ニュース】韓国の憲法裁判所が尹錫悦(ユン・ソクヨル)大統領の弾劾審判の主審裁判官に鄭亨植(チョン・ヒョンシク)憲法裁判事を選んだことが、法曹関係者の話で分かった。憲法裁は16日、裁判官会議を開き、尹大統領の罷免の是非を判断する弾劾審判を27日に始めることや、主審裁判官などを決めた。
主審は現在6人いる裁判官からコンピューターが無作為に決めた。鄭氏は尹大統領が自ら憲法裁判事に指名し、任命した。
憲法裁の裁判官は9人だが、現在は欠員により6人。大統領の弾劾は裁判官6人以上が妥当と判断すれば罷免が決定する。憲法裁側は「6人体制で審理と弁論が可能だとみている」と説明した。